Hello with good-bye MJ

マイケル・ジャクソンを思いっきり愛するブログです。妄想多々あり。


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Michael as a dancer(2)

新書館から発行されているDANCE MAGAZINEに去年の10月号に掲載されていた、振付家・名倉加代子さんと舞踊評論家三浦雅士さんのマイケルのダンスについての対談です。
パート1はこちら

* * * * * * * * * * * * *

マイケルの踊りはどこから生まれたか

名倉:「『スリラー』と『ビート・イット』を振付けたマイケル・ピータースとは私はすごく縁があるんですよ。1970年代の後半だったと思いますが、レッスンを受けにロサンゼルスに行ったとき、まだ無名だったピータースが教えていたんです。その後、私の家に突然電話がかかってきて、東京のレッスン場まで遊びに来てくれた。スタジオで見た私の踊りを全部覚えて銀座で踊りだしたり、お寺に連れて行ったり。彼はその後1982年にブロードウエイ・ミュージカル『ドリームガールズ』でマイケル・ベネットとともに振付賞を受賞してブレイクしたんです。1986年に少年隊と名倉スタジオが一緒に『PLAYZONE』を初めてやったとき、ジャニー喜多川さんがピータースを呼んで私と彼とで共同振付をすることになった。それで久しぶりの再会をしたんですが、その間に彼は『ビート・イット』と『スリラー』(ともに1983年)の振付を手がけているんです。」

三浦:「そうなんですか。ただ、共同振付だとしても、マイケルの動きはマイケル自身のコリオグラフィーとしか言いようがないですね。彼のフットワークは最初から独特です。フレッド・アステアをはじめ昔からあったいわゆるタップダンスとは全く次元を異にしている。全体の構成に関しても、マイケルというダンサーに決定的に負っています。グループダンスの部分もマイケルの動きを活かす形で構成するということだったでしょうね。」

名倉:「もちろんそうだと思います。『BAD』を振付けたグレッグ・バージは、ブロードウエイの『ソフィスティケイテッド・レディーズ』でスタンディング・オベーションをもらうようなダンサー。やはりマイケルの周りには素晴らしいダンサーが集まってきて、マイケルの身体から出てくる動きをどういうふうに活かすか苦心したわけです。だから、私は関係している人たちも並みの人ではないと思っています。」

三浦:「それはそうかもしれない。」

名倉:「たとえばひとつの振付を覚えるに当たって、何度も何度も練習してそのなかで格好よさができていく。マイケルはそのトレーニングをかなりやっていると思う。」

三浦:「あれはどう考えてもエッセンスですよね。余計なものを全部取り除いたエッセンスだけを見せている。」

名倉:「そのエッセンスを人よりも格好よく捉えてみせたことが天才的だと思うんです。」

三浦:「今回ミュージックビデオを見直してみたら、振付クレジットはマイケルと誰かの共同か、マイケルひとりでしたね。」

名倉:「マイケルの映像を改めて見てみると、やはり動きのパターンがあるんです。すごく特殊な型ですけれど、あまり広くはない。ただ、ミュージックビデオでは新しい動きがどんどん出てきています。マイケル自身から出たとは思えない動きもいっぱいある。」

三浦:「それと群舞ですよね。それをどうやって構成するかについてはコリオグラファーが全面的に付きっ切りにならざるを得ないだろう、と。」

名倉:「そうですね。マイケルはいつも新鮮なものを求めていたんだと思う。自分の枠の中では決して満足しなかった。亡くなる直前に撮影されたロンドン公演用のリハーサル映像はご覧になりましたか。あれは決してマイケルの動きではない。足をデヴロッペみたいに四十五度上げるという動きは彼が一番不得意だったもの。だから、毎回毎回チャレンジしていたんだと思います。※デヴロッペとは踊りの動きの名前で、おおまかに言えば片足を上げる動き。四十五度あげる動きというのは、おそらくTIIの「They Don't Care About As」の間奏でスローモーションのように足を片方ずつ上げているところだと思います(説明下手でごめんなさい、、)。

格好よさとは何か

三浦:「マイケルのシャープな踊りの影響というのは次の世代に確実に残ると思いますよ。名倉さんご自身の領域に関して言うと、どんな影響がありえるとお考えになりますか。」

名倉;「私たちジャズダンスの世界からすると、マイケルの踊りの格好よさを取り入れたいということがありましたね。彼の踊りはまさに格好よさの粋のようなものです。」

三浦:「その格好よさとは何なのかをぜひお伺いしたい。」

名倉:「彼の格好よさとはオフ・バランスの格好よさなんです。バレエ・ダンサーの動きはスクエアだから、足を横に出すときもまっすぐ横に出す。でも、ジャズ・ダンサーは腰をひねることで足を斜め横に出す。これで格好よさを出すわけです。マイケルの場合はこのときの上体の引き上げと腰のひねり、ツイストがものすごい。」

三浦:「なるほど。バランシン(バレエの振付家)の弟子のパトリシア・ニアリーの話を思い出します。アラベスク(片足を体後方に上げる形)にしても何にしてもバレエの動きを全部極端にしたのがバランシンなんだと言われたんです。その延長線上にフォーサイス(コンテンポラリーダンス振付家)が出てくるわけだけれど、マイケルもアステアの優雅さを極端にまでもっていったんだという感じがしますね。」

名倉:「自分に影響を与えたのはジェームズ・ブラウンだとマイケルがどこかで話していましたね。彼はリズムの塊みたいな人。」

三浦:「名倉さんはマイケルのその説明が腑に落ちたわけですね?」

名倉:「ええ。たとえば、足さばきとリズム感がそうです。もちろんジェームズ・ブラウンの影響だけではないと思うけれど、マイケルの動きで私がいちばん感心するのは彼の腰です。足を素早く移動させるときも腰は決して動かない。そこが本当に格好いいところです。彼がそれをどこでトレーニングしたのか本当に知りたかった。」

三浦:「それこそ天性としか言いようがないなと思っていたけれど。」

名倉:「いや、私は学んだんだと思います。いろいろな人から振付を受けるなかで吸収したんだと思う。今は腰をきちっと固定して踊るジャズ、要するにオーソドックスなジャズのレッスンをしている教師はとても少ない。でも、マイケルの時代にはそういう教師がたくさんいたと思う。その格好よさをマイケルは取ったんですよ。マイケルはきっと格好よさにすごく敏感だったんだと思うんですね。」

三浦:「それはもちろんそうでしょう。先ほどのジェームズ・ブラウンの足さばきにしてもそうだし、先行者のいいところをどんどん取り入れていった。腰に関しても誰かが決定的な影響を与えていると、名倉さんは思う?」

名倉:「そうだと思います。被った帽子を少し前に傾けるという振りも、あれは昔からあるものなんです。でも、彼がやると誰よりも格好いい。」

三浦:「そう、まったく新鮮に見える。」

名倉:「でも、決して振り付けそのものが新しいわけではない。彼の全身から発せられる香りがそう感じさせるんですね。」

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グレッグ・バージ
Gregg20burge

マイケル・ピータース(いい写真がなくて、ミニサイズでごめんなさい;)
Mp

こちらは『Scream』の振付中。
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次が最後です。



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プロフィール

チャー

Author:チャー
当ブログは、チャーが管理するマイケル・ジャクソンファンブログです。
知れば知るほど、マイケルの魅力、素晴らしさにあわあわウホウホしている毎日です。
生前は知ろうとしなかった分、精一杯マイケルを知って愛していこうと思っています。マイケル関連のイラスト、マンガをうpしてます。全体的に妄想多し。妄想系が苦手な方は広い心で見逃してやってください。
その他ときおりクラシックバレエ関連も。

リンクフリー。報告は任意です。

《チャー》
北海道在住の20代女。精神年齢は一桁。
最近、マイコーのお嫁さんになることを夢見続ける決心をしました。
好きな言葉はマイケルが言う「I Love You」。

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